同じじゃんぐる公園でブログを書く
あすかさんが
興味深い記事を書かれていたので、トラックバックで考察してみようと思う。伊代吉の奴、女子高生だとすぐ尻尾振りやがってとか思っても言うなよ。
いわゆる「出待ち」についてですね。
俺も最初の頃は同じような感情持って見ていました。
いくらなんでもシューティング練習してる選手にサインや握手などねだるとは。
これから試合に臨む選手、モチベーションを高める必要は当然であり、そこにファンが介入するってのは許されることだろうか。
また問題の試合後の「出待ち」も同様で、勝った試合でも負けた試合でも選手は疲れ切っている状況だ。そんな選手に負担かけるようなことしてどうするんだ。
ファンとして応援するのは一向に構わないが、その選手たちの負担になるようなことして、それはファンと言えるのだろうか?逆に足引っ張ってるんじゃないか?
そんな批判的な目でその行動を見ていましたね。
そんな俺の見方が変わったのは実はつい最近になってからなんです。
俺もブログを書くようになり、一応「バスケ文化の普及と定着を考察する」という実に高尚なメインテーマを掲げて日々ネタを探して周っている状況なのですが、メインテーマは高尚でも実際の記事は己のお下劣な人格がにじみ出てきてしまい困ったもんだでもこれが本当のア・タ・シとか開き直って書いておるわけですが、話が例によってそれだした。
そうやってバスケットボールという「観るスポーツ」としてはマイナーな文化を、どうすれば広げられるのだろうという事を考えていくにあたり、これら選手とファンの交流は実に重要な彼らの仕事であることに気付いたわけなんですね。
もちろん、彼ら最大の仕事はコートの中で活躍することです。
同時に、ファンとの交流も、彼らの仕事なんですね。
企業が守ってくれる立場じゃない。
コートで活躍しても観に来る観客数が少なければ努力が報われない。
プロスポーツ選手はサラリーマンと違って働ける時間が短い。
選手年齢ってのがありますからね。
そうやって考えて行くと、今、彼らが必死により多くのファンと交流を持ち、ファン層の開拓にチャレンジすることは、賞賛されて構わないと思うようになったんです。
特に子供たちが目を輝かせて選手の前に並ぶ姿。
あの子達の中から、将来プロバスケ選手としてコートに立つ子が出て来るんだろうなって、本気で信じております。
もちろん度を越えた介入は許されるべきことではありません。
選手の自宅をつきとめようなんてもってのほかですね。
ある選手が吉野家で牛丼食ってたとmixi日記に書くなんて許しちゃいけません。
吉牛のは俺だ(;´Д`)
交流を持つことは大切ですが、「憧れのスター」って意識は保ってほしいです。
そこさえ忘れなければ、度を越した追っかけなんてできないはずですけどね。
選手やスタッフの言動に気を配りつつ交流を重ねることは、
プラスになることはあってもマイナスだってことにはならないと思いますよ。プレーに微妙な支障をきたすこともあるかもしれないというマイナスな面も否定できないのですが、それを差し引いてもプラスになると思うんですよね。
小さなお子さんが気を配るのは無理でしょうから、親御さんが配慮してあげるとベストかな(←これは俺の偏見でした。子供のほうがある意味敏感なとこありますよね)。
まあそれくらいの子供が相手なら選手も無下にはしないでしょうけど。
選手はアマチュアではなくプロですから、そういう子供へのサービスの重要性は理解しています。それができない選手はプロとして少し至らないかなと評価されてもしょうがないかもしれませんね。
もちろんコートの中で結果だしてりゃ文句言わせねーってわけですが。
その辺は選手それぞれの考えで良いでしょうね。
個人的にはぶっきらぼうで無愛想な選手にはシビレるんですけどね。
出待ちに関しては、負け試合のあとは特に気を使ってやってください。
選手もナーバスになってる場合が多いです。
そういう状態の選手に「サインプリーズ」は無神経かもです。
たいがいはスタッフが止めに入りますから、素直に従ってくださいませ。
負け試合のあとは交流目的ではなく「次がんばれよ!」とか激励を伝える目的のみで出待ちしてあげるのが良いと思いますね。
勝った試合だと、例え試合で負傷した箇所がズキズキ痛んでいたとしてもすっごくにこやかです。なあ鈴木!
昨日の鈴木は試合後にファンに囲まれて、サイン&握手攻めにあっていました。
スタッフが気を使ったのですが「いいよいいよ」とできる限りの対応をみせていましたね。
素晴らしかった。
最後に中学生くらいの男の子たちと記念撮影に応じる鈴木。
男の子たちも撮影後に「ありがとうございましたっ!」って元気良く謝意を伝える。
こういうのって見てて気持ちよいですよ。
もちろん鈴木は疲れています。
でもこれも彼にとって、バスケというスポーツ文化にとって、重要なお仕事なんです。
本人が「いいよ」って言っているんですね。
「今日は勘弁してね」って避けている場合はともかく、チャンスに回り逢えたら積極的に交流するのも面白いもんですよ。
俺はその頃・・・負け試合でうなだれるアパッチ・青木康平選手にサインをしつこくねだって、アパッチスタッフから怒られていたのでした。ちゃんちゃん(一部脚色アリ)。