鈴木ヒロミツが死んだ!
実際にすれ違ったことがある数少ない芸能人のひとりが鈴木ヒロミツだった。
モップスは最近になって聴いたのだが、かっこいいよなあヒロミツ。
割とショックだよヒロミツ。
さて今日は東京アパッチについて語りたい。
ご存知の方には今更説明不要の東京都をホームタウンにするbjリーグのチームだ。
bj初年度の昨シーズンはプレイオフに進み結果3位。
今期は残念ながらプレイオフ進出はならなかった。
バスケは大まかにセンター/フォワード/ガードとポジションがあるのだが、アパッチはあえてポジションを決めていないのが特色である。勿論細かな面で約束事のパターンは色々とあるのだろうが、選手の自主性に重きを置いていると言えるのだろうか。野球で言えばミスター、サッカーではジーコのような感じだろうかジョーHCは。
そんなチーム戦略からか、アパッチは選手一人一人の個性が強く、タレント豊富なチーム。
アパッチの顔と言えばヘリコプターだろうね。
ジョン"ヘリコプター"ハンフリー選手は良くも悪くも東京アパッチを象徴する選手だと思う。
とにかく魅せる。
あきれ返るほどに魅せてくれる。
「ディフェンスをしない」と言われるが、俺はそこまで見る目がないのでわからない。
ただ、一人で突っ込んでってぐちゃぐちゃになる光景は良く見る(笑)
そしてヘッドコーチはジョー"ゼリービーン"ブライアント。LAレイカーズのコービーの親父である彼はファンキーおやじとしても知られ、その言動は多くのファンを感涙にむせび泣かせている。
ジョー自身も元NBAプレイヤーであり、横田基地においての親善試合には自らコートに立ったという(笑)
bjのコートにジョーが立つ日を密かに期待する伊代吉である。
ちょっと前に、とある方々と話題になった話。
もしもアパッチとエヴェッサが逆だったらどうだったろうか。
チームの特色と地域性を考えると、確かにそれは面白い話かもしれない。
常勝軍団が首都に構え、成績はイマイチだけども濃いチームが大阪に。
構図的にはそっちのほうがわかりやすいんだよね。
もちろん現在のチームはそれぞれのブースターとスタッフが作り上げてきたのだから、それには敬意を払っておりますよ。あくまでもイメージの話です。俺の夢想です。
なんと言うのだろう、地域性もあるのだろうけども。
アパッチブースターさんが物凄く苦心されておられるのは伝え聞いております。
色んな意味で都会ならではの苦労があり、それでもブーストを続けておられるアパッチブースターさん。そしてスタッフの方々、地域の協力なども、ぼくらよそ者の目にはなかなか映らない努力が、いっぱいいっぱいある事と存じます。
だからこそ、アパッチはもっと愛されて欲しい。
今以上にまだ愛せというのか?
いえいえ、今がんばっている方々は良いと思います。
東京という街が、アパッチ色に染まる日が来ればいいなあと思うのですよね。
そもそもスポーツ自体が馬鹿みたいなんて冷めた人も多いかもしれません。
俺の周りにもいるくらいだ、東京だとわんさかいるんじゃないだろうか。
そんな人すらも魅了する力がアパッチには、ジョーHCにはあるっ!笑
目指すはNBAですよね。
スポーツの結果に町が地域が揺れ動く。
bjチームの中でもその底力はアパッチがもっとも強い気がします。
上では「東京と大阪が逆だったら」などと書いてみましたが、考えてみたらアパッチが東京で正解なんですよね。
冷めた東京だからこそ、もっとも熱いアパッチが盛り上げる。チャレンジするんです。
アパッチブースターの中には球団に対して悲観されてる方もいらっしゃいます。
そちらの事情はぼくらにはわかりませんから滅多な事は言えません。
でも端から見る限り、bjで一番面白いチームは東京アパッチなんです。
少なくとも俺は、地元愛という要素を省けば、ヒートデビルズよりアパッチが好きです。
俺はとても地元愛が強い人なのでその要素は省くわけにはいきませんけども。
ともかく、その「面白い」というそれは、とても大きな財産ですよ。
乱暴な言い方になるかもしれませんが、「結果」は「数字」や「成績」だけとは限りません。
プロである以上結果を残せ。
それは全くその通りなのですが、その結果になにを求めるかで、見え方は随分変わってくるかもしれませんよね。
優勝してもバスケが根付かないままだと虚しいじゃないですか。
例え成績が芳しくなくても、バスケが大好きって人たちが大挙して押し寄せるような街だったら、それはプロとして成功したと言えるかもしれませんよね。
その面白い東京アパッチは今週、大分ヒートデビルズを有明に迎えます。
つい先月までアパッチの精神的支柱だった青木勇人選手擁するチームをどう迎え撃つのか。
そのアパッチには同じく大分でプレイしていた栗野譲選手。
2年目のbjには、もうこんなにワクワクするストーリーが出来てしまっているのですよね。
選手の個性を爆発させるアパッチと、堅実なチームバスケットを標榜するヒートデビルズ。
結果はどうあれ、見て楽しいゲームになることを祈っております。
※よそ様のチームを好き勝手に書きました。苦情は遠慮なく申してください。また、デビルズブースターのくせに地元をないがしろにするような記事書くんじゃねえという苦情には、もうちょっと待ってね、ちゃんとデビルズ愛の記事も書きますので、と答えておきますので、ご勘弁。