大阪戦、まずは土曜日+オンザ4について

伊代吉

2007年03月23日 22:59

今週は大阪エヴェッサ戦なのであった。
ここんとこ、当ブログの大まかな流れは週末に行われる試合のポイント予想、相手チームのキーマンの紹介というものであったのだが、今週は富山に激震が走り、大阪戦のこと書くのすっかり忘れておりました、てへ。
「伊代吉、大阪戦に一言も触れないなあ、ってことは楽勝な相手ってこと?」
なんて思った人はいないとは思いますが、
「一言も触れない→勝てる見込みが全く無いってことかオーティーエル」
なんて思ってるそこの人、ノンノンノン、チッチッチノシ。
大丈夫、なんとかなります。
なんと言っても今週は大分ホーム戦。
つまり・・・
btがいません!
なんじゃそりゃー!

一応、ポイントをば。
エヴェッサの牽引車は言わずと知れた"初代MVP"リン・ワシントンなんだが、センターを勤めるジェフ・ニュートンの働きも非常に大きい。あの上背で物凄いスピードでダッシュするジェフ。
現在、個人ランキングベスト3で3部門に入る活躍で大阪ゴール下の鬼神といったところ。
そのジェフが負傷欠場なのである。
大阪の戦力ダウンは否めない。
もちろんジェフ一人が抜けたと言っても、それでもディフェンディングチャンピオンである。
主戦の欠場に逆に闘志を燃やすことだろう。
大分としてはジェフの抜けた大阪インサイドに遠慮なく付け入るべき。
幸いここ数戦、ジャスティンが絶好調だ。
剛のジャスティン、柔のマイキーでゴール下を制圧だ。

気をつけるべきは#9仲村直人。
元日本代表のシューティングマシーンだ。
この仲村、日本を代表するシューターであるのに、合流以降はポイントポイントでしか使われてきていない。
「だって大阪じゃん」
とかのツッコミは置いといて、おそらくはプレイオフに向けての温存作戦かと思います。
このまま行けばプレイオフでまっさきに当たるであろう大分vs大阪。
大阪としては大分を完膚なきまでに叩いておいて、苦手意識を植え付けたいはず。
必死に食らい付き、互角に渡り合っている所に仲村の3Pってのは効果絶大。
仲村のような経験も実績もある選手は絶対外さない。
おそらく今週から大阪は仲村をガンガン使ってくるのではないか?
(つーか前回vs高松戦二日目は合流以降最長の30分も出場していますな)
大分のシューター陣の反撃、もしくは先制が期待されるところですね。
ということは、いかにシューターをフリーに打たせることができるかにかかってきます。
より一層のチームワークが望まれます。
常に大分に良いリズムを作り出すこと。
その点、ホーム戦というのは選手にとって心強い。
声張り上げて、チームに良いリズムを作り出すのをお手伝いっすよブースターさん!
そういう意味では宍戸治一も要注意だ。
大分で言えば与那嶺翼のような、一気に流れを変える力を持つ選手。
宍戸が投入されたらダブルチームで潰す!くらいの意識で。

とにかく初日に勝って、プレイオフ進出を決めたいところです。
そして二日目はプレイオフでの対戦を見据えた戦い方が要求されてきます。
ですので、土曜日は弱点を遠慮なく突いていきたいところですね。



大阪の外国人オンザコート4について。
昨年から対戦相手のブースターから揶揄され続けてきたエヴェッサの外国人選手起用方法。
bjがそれを認めているのだからルール上は全く問題ない。
問題は観念上にある。
日本国内のプロリーグで日本人選手の活躍の場が無い。
ナンセンスだろう。
それにbjの掲げる目標のひとつに「NBAに日本人選手を送り出す」ってのもある。
本場NBAで通じる日本人選手。
ん?
つーことわ?
いいじゃないですか外国人オンザコート4。
他チームまで追随しだしたらそれはとっても困るんだが、ここは敢えて大阪に悪役に徹してもらい、対戦相手は外国人主流のチームに鍛え上げてもらうわけです。
大阪の独走が続く間は日本人のレベルが低い証拠。
その大阪にストップをかけれるようになってくれば・・・
なんて見方は避難轟々ですかね?
肝心のエヴェッサブースターさんから怒られそうだし。
いやいや、ああいうチームの中でもがくのも経験になるはず。
すごくがんばってリンやマットなどを差し置いて出てくる日本人選手の登場を待ちたいですね。
・・・いや、なんでもない。
(要するに批難したいだけだな?)

でも、今回はジェフが出れない。
前回はマットがやはり負傷欠場。
目の前で大阪の外国人オンザコート4を見たことがない伊代吉。
大分って何気に悪運強かったり?
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