青野和人[埼玉ブロンコス]

伊代吉

2007年03月09日 22:32

> 長十郎さんが詐欺師向きの性格かどうかはわかりませんが
> 俺は簡単に騙されるタイプなのは判明した(;´Д`)
>
> この鳥はサギだなきっと(←面白くねーし)

昨日の記事に上げた野鳥の写真についてのやりとりである。
その後この野鳥の種類が気になって調べてみた。
探し回ってようやくヒット。
http://kente55.blog2.fc2.com/blog-category-70.html

ホシゴイ。
ゴイサギの若鳥である。
本当にサギだった(笑)
これを見越した上での発言だったんですね長十郎さん。
よ!野鳥博士!



大分ヒートデビルズ以外のチームや選手にも目を向けてみようシリーズ。
本日はこの土日に対戦する埼玉ブロンコスから。

#21 青野和人
ポジション:ガード G
181cm/75kg
長野県出身
1976年4月28日生まれ

東海大三高校→京都産業大学と進学。
大日本印刷就職後、バスケ発祥の地であるマサチューセッツ州スプリングフィールドに渡った(GSPABLなどでプレー)。
帰国後にブロンコスクラブを経て埼玉ブロンコスに入団。
今期からキャプテンを務めている。

青野選手のプレイングタイムは非常に少ない(うちの島袋・早川・君塚よりも多いけどなー)。
しかしプロ野球やプロサッカーのチームでも、控え選手がキャプテンを勤めているケースはよくあるよね。
俺のようなチームスポーツ経験の無い人間には不思議に感じられるのではあるが、結局は統率力を含めたパーソナリティがキャプテン業に最も合う人物が選ばれるわけで、そこにはレギュラーもリザーバーも関係ないのだろう。
青野選手は上記のように海外生活の経験から語学力もあるので、外国人選手とのパイプ役ってのも大きな理由なんだと思う。庄司選手に次ぐ年長者であることも理由のひとつかもしれない。
いずれにしろ、ブロンコスブースター以外にはなかなか彼のプレーをゆっくり見る機会はないよね。
俺も青野選手のプレーは全く印象が無いんだ。1/12に1分の出場、13日はDNP。
(昨年はシーズン終了間際に見だした俺、デビルズ選手すら知らなかったし)

なぜ今回、プレイヤー紹介シリーズ埼玉ブロンコス編に青野選手を取り上げたのか(イケメン選手の記事を書くとカウンターが良く回るから、なんて下心はないぞ。そんな目的ならば「五十嵐圭の彼女」とか「速水もこみちのうなじ」とかのキーワード入れるわい。「森雪 ネグリジェ」とか。わけわかんなくなってきたぞ)。
出場時間が短くなかなか見る機会が無いので、どんな選手なのか知りたいってのもある。
なぜ彼がキャプテンなのか、その理由もなんか知りたいし。
そしてそのヒントは書籍にあったんだ。

「プロバスケットボールテクニック集2006」というbjリーグ公認雑誌はご存知かと思う。
ここに書かれてある青野選手の記事。
著作物の扱いなので丸写しはできないんだけど、要するに For the Team 精神なんである。
限られた出場時間ではあるが、だからこそ流れやムードを変えるプレーを意識していると言う(その他ディフェンス技術などについて書かれてあるが、その辺は実際に見ていないので言及できないよね)。
俺が注目したのはその目的意識なんだ。
プロスポーツ選手は結果が求められる。
結果=数字だ。
青野選手に感心したのは、数字の部分が個人ではなくチームに向いていることなんだよね。
特にプレイのチャンスがなかなか回ってこないリザーバーは、与えられたわずかな出場時間で自己アピールしがちになるのではないかと思う。指揮官の目を意識してしまうのではないだろうか。
その時その時の状況を的確に捉え、チームの勝利の為に自分を殺すことができる。
自分の持ち味を生かしつつも、For the Team に徹する。

外国人枠に制限が無いbjリーグでは、出場時間が延びない日本人選手はいっぱいいる。
その立場にいないから書けるわけだけども、それでも書かせていただけるなら、彼らには青野選手の姿勢はヒントになるかもしれないと思うんだ。
自分の持ち味を生かしつつ自分を殺す。
一見矛盾しているようだが、これこそが青野選手の凄いところなのかもしれない。
チームキャプテンなのも納得が行く次第である。



変な点は遠慮なく指摘くださいませぺこり。
(僅かなチャンスどころか遠征に連れて行ってももらえないってシャレならん話もあるけどなー)
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